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【元院長の告白】「出てるなら、様子見でいいですよ」。そう言って帰した猫が、3日後に死んだ。

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水の器を替えた。水を置く場所を5か所に増やした。ちゅーるを水でうすめた。それでも、猫が水を飲まない。神奈川県の動物病院で30年、猫をみてきた元院長・高橋恒一先生(58)が、診療の第一線を退いてから初めて話してくれた。「様子見で」と言って帰した夜のこと。そして、診察室で一度も話さなかった「水の話」。
高橋恒一先生
高橋恒一先生(58歳)。神奈川県のみどり町どうぶつ病院で約30年、院長として犬や猫を診てきた。得意は猫の泌尿器と、高齢猫の健康管理。

何百回も言った「様子見でいいですよ」

診察室には、まだ古いカルテの控えが残っている。高橋先生は、その束を一枚ずつめくりながら言った。

「猫がトイレに何度も行く。でも、次の日にはおしっこが出ている。そういう相談に、私は何百回も同じ答えをしてきました。『出てるなら、様子見でいいですよ』。教科書どおりです。間違ってはいません」

先生は、そこで手を止めた。

「その中に、3日後の夜、隣の市の夜間病院に運ばれた子がいました。膀胱に、小さな卵くらいのおしっこが溜まっていた。戻ってこなかった子も、いました

夜になると、病院は閉まる。猫の具合が悪くなるのは、たいてい夜だ。

「飼い主さんは、私を責めませんでした。『あのとき先生が様子見でいいと言った』とは、誰も言わない。みんな『私が気づけなかった』と言うんです。それが、いちばんこたえました」

「私は一度も、なぜこの子が水を飲まないのか、どうすれば飲むのかを説明していませんでした。診察は5分です。診断して、療法食と薬を出して、終わり。水の置き方の話は、どこの誰の担当でもなかった。誰かが隠していたわけじゃありません。その話をする場所が、診察室に無かったんです」

暴露その1:猫の「様子見」は、3日で命に関わる

「人間の『様子見』と、猫の『様子見』は、時間の長さがまるで違います」

米国の獣医学の標準的な手引き(Merck Veterinary Manual)には、はっきりこう書かれている。おしっこが完全に詰まった猫は、36〜48時間で尿毒症になり、およそ72時間で命を落とす[1]

昼に「なんだか変だな」と思った猫が、何もしなければ3日後の昼にはもういない。「様子見で」と言ってから、次の診察の予約までの間に、全部が終わってしまうことがある。

ペット保険のアニコム損保の「家庭どうぶつ白書」によれば、8歳以上で亡くなった猫3,378匹の死因は、1位がおしっこの病気(950匹)、2位が腎臓の病気(939匹)[2]。どちらも、亡くなった猫のおよそ4匹に1匹にあたる。

8歳以上の猫の保険請求でも、1位が泌尿器、2位が腎臓[2]

「腎臓のほうは、もっと静かです。前の年の検査で健康だった5歳の子が、『最近ぐったりしてる』で連れてこられて、もう手遅れだったこともある。飼い主さんは、毎日何時間も撫でていたんです。それでも、分からない。猫は、隠すのがうまい動物ですから」

お金の話も、先生は隠さなかった。おしっこが詰まった時の入院は平均10万999円・5.3日[3]。腎臓の病気は1年で平均27万2,598円[4]。療法食と薬だけで月に5,000〜15,000円[5]。「その金額を言うと、飼い主さんの顔が変わるんです。命に値段をつけているみたいで、つらい、と言われたこともあります」

暴露その2:器を替えても、猫は飲まない

「診察室で、飼い主さんがいちばん言うのが『全部やったんです』です」

「陶器にしました。重たい器にしました。家の中に5か所置きました。ちゅーるを薄めました。ウェットに水を足しています。お風呂の蛇口も出しています。……本当に、全部やっているんです。手を抜いている人は、ひとりもいない」

「でも、並べてみると分かります。全部、『置いてある水』を、なんとか飲ませる工夫なんです。器を替えても、場所を増やしても、朝に入れた水が夜まで置きっぱなしであることは変わらない」

器・場所・味を変えても、「置きっぱなし」であることは変わらない。

いまの家猫の祖先は、中東の乾いた土地にいたリビアヤマネコだとされる[6]。水場の少ない土地で、水分の多くを獲物からとっていた。のどの渇きに、あまり敏感ではないと考えられている。

猫が1日に飲む水の目安は、体重1kgあたり50〜60mlとされることが多い[7]。5kgの猫なら250〜300ml。「飲まない子は、この3分の1にも届いていないことがあります」

暴露その3:「水を飲ませて」としか言えなかった

「おしっこの病気の子の飼い主さんに、私は毎回こう言いました。『とにかく、水を飲ませてください』。それで終わりです」

「じゃあ、どうやって? それを聞かれても、『器を増やしてみてください』『ウェットにしてください』くらいしか言えなかった。それは全部、飼い主さんがもうやっていることです」

「第一線を退いてから、自分の家の猫を見ていて、やっと分かりました。猫は、水が嫌いなんじゃない。置きっぱなしの水が、嫌いなんです

暴露その4:ちゅーる水もウェットも、長く続かない理由

「どれも間違いじゃない。でも、どれも『置いてある水』の側にいる。そこから出ない限り、同じ所を回り続けることになります」

「蛇口の前で鳴く猫」の話

「30年で、いちばん多く聞いた話があります。『器の水には見向きもしないのに、お風呂の蛇口の前では鳴いて待っているんです』

「最初は、わがままだと思っていました。違うんです。溜まった水より、流れてくる水のほうが新しい。その判断が、この子たちには残っているだけなんです」

海外の研究を見ると、流れる水で飲む量が増えるかどうかは、猫によって分かれる[8][9][10]。ただ、同じ研究の中で、流れる水をはっきり好む猫がいたことも報告されている[10]

「日本には、885万匹の猫がいるそうです[11]。全部の猫じゃありません。でも、蛇口の前で鳴く子は、たぶんそっち側の子です。その子に、置きっぱなしの器をいくつ増やしても、意味がない」

「蛇口を一日中出しておくことはできません。水道代もかかるし、夜中は誰も見ていられない。だから、蛇口の代わりを、一日中出しておく。それしかないと思いました」

先生が5台ためして、残った1台

先生は第一線を退いたあと、家の猫のために給水器を5台試した。ほとんどが、プラスチックだった。

「プラスチックは、洗うたびに細かい傷がつきます。その傷に、ピンク色のぬめりがつく。部品が多くて、綿棒も届かない隙間がある。結局、洗うのが面倒になって、押し入れにしまわれる。飼い主さんが続けられないものは、猫にとっても無いのと同じです

残ったのは、ニャクアという、304ステンレスの給水器だった。

ニャクア 猫用ステンレス給水器 2.2L。水を受ける皿と蛇口は304ステンレス。

「私がいちばん大事だと思ったのは、横の窓です。猫が1日にどれだけ飲んだか、飼い主さんが目で見られる。30年、『飲んでいますか』と聞いて、『たぶん』としか返ってこなかった。あの『たぶん』が、無くなるんです」

置き方と、最初の1週間

最初の3日は、今の器があった場所に並べて置く。

1. 今の器の場所に置く。いきなり新しい場所に置くと、猫は近づかない。最初の3日は、いつもの器の横に並べる。

2. 器は、すぐに片づけない。遠くから見ているだけの日が2日続くこともある。

3. 水位の窓を、朝に1回見る。減っていたら、その日はそれでいい。

4. 2〜3日に1回、水を足す。週末に皿と蛇口を食洗機へ。

そして先生は、こう念を押す。

1週目は、何も起きない子もいます。においを嗅いで、前足でちょいちょいして、それだけ。そこでやめる飼い主さんが、いちばん多い。2週目、3週目に、夜中に自分から飲みに行く音がする。そこまで待ってください」

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使っている飼い主さんの声

⭐⭐⭐⭐⭐ 「先代の子が一日どれだけ飲んでいたか、私は知らないまま見送りました。今の子の水が減っているのが、目で見える。欲しかったのは、たぶんそれだけです」

── 千尋さん、34歳・キジ白 3歳

⭐⭐⭐⭐⭐ 「16歳です。新しいものはもう覚えないと思っていました。四日目に、自分から顔を突っ込んでいました」

── 芳枝さん、61歳・黒猫 16歳

⭐⭐⭐⭐⭐ 「去年の健診で言われてから、ずっと水の量を見張っていました。朝いちばんに横の窓をのぞいて、減っていたら、その日はもうそれでいい」

── 恭子 O.さん、52歳・茶白のちくわ 11歳

⭐⭐⭐⭐⭐ 「押し入れに前の給水器がまだあります。洗っても白いぬめりが戻ってきて、それきり。三週間たっても、ぬるっとしません」

── 亜希さん、38歳・キジトラのもみじ 4歳

購入者のレビューは1,013件、平均4.7。

「1台で足りますか?」への答え

「飼い主さんの工夫の中で、ひとつだけ効いていたものがあります。水場を増やすことです。ただ、置きっぱなしの器を増やしても飽きられる。だから、動いている水を2か所に置いてください。寝室とリビング、1階と2階。猫がいつも通る道の、両方に」

1台:猫1匹で、いつも同じ部屋にいる子に。

2台(いちばん選ばれている):1匹でも、家の中を移動する子に。2匹のご家庭に。

3台:2匹以上、または2階建てのご家庭に。

お金の話

かかるもの金額
おしっこが詰まった時の入院(平均5.3日)約10.1万円[3]
腎臓の病気(1年あたり平均)約27.3万円[4]
療法食と薬(1か月)5,000〜15,000円[5]
1台2台3台
価格¥12,000¥17,800¥23,400
1台あたり¥12,000¥8,900¥7,800
1年使って1日あたり約33円約49円約64円
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夜間の入院1回分で、8台買えます。私は30年、その1回分の請求書を書く側にいました」

30日なら、理由を聞かずに返金

「流れる水を好むかどうかは、その子しだいです。私が決めることじゃない。だから、30日ためしてください」

ニャクアは、届いてから30日以内なら、使ったあとでも理由を問わず全額返金している(返送料のみ負担)。故障や不具合は365日、交換か返金で対応する。

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編集部のまとめ

「様子見で」と言った側の人間から、「様子見は、猫には長すぎる」と聞くとは思わなかった。器を替え、水場を増やし、ちゅーるを薄めても飲まない猫がいる。飼い主の努力が足りなかったのではない。全部が「置きっぱなしの水」の工夫だったというだけだ。

蛇口の前で鳴く子がいるなら、試す理由は十分にある。30日あれば、その子がどっち側か分かる。

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追伸。先生が取材の最後に言った言葉を、そのまま載せる。「ここから先は、二つに一つです。今夜も器の水を替えて、朝になって減っていない水を見て、『この子は飲まない子だから』と自分に言う。来年も、再来年も。もう一つは、今夜から蛇口の代わりを置いて、1週目は何も起きないのを我慢して、水位の窓を毎朝のぞく。合わなければ30日で返せばいい。失うのは、何も起きなかった1週間だけです

追伸2。1年使って1日33円。夜間の入院1回分の、およそ8分の1。先生のもとに運ばれてきた飼い主の多くが、あとで最初に口にしたのは「もっと早く知りたかった」だった。

追伸3。ニャクアは nyaqua.com でのみ販売されている。似た形の給水器は多いが、水を受ける皿と蛇口に304ステンレスを使い、部品4つで食洗機に入る作りのものは、ほとんど見当たらない。

お知らせ:現在の2台・3台のセット価格は、サマーセール期間中の価格です。セール終了後は通常価格に戻ります。
参考文献
  1. Merck Veterinary Manual. Urethral Obstruction in Small Animals(2025年5月レビュー).
  2. アニコム損保「家庭どうぶつ白書2023」表2-5-2・表2-5-4.
  3. アニコム損保 公開データ(尿路閉塞の入院費用・2017年度).
  4. アニコム損保 公開データ(慢性腎臓病の年間診療費・2017年度).
  5. アイペット損保「猫の腎臓病」.
  6. Driscoll CA, et al. The Near Eastern origin of cat domestication. Science. 2007.
  7. Kosmal, et al. J Anim Sci. 2025/Handl & Fritz, Royal Canin Academy.
  8. Grant DC. J Feline Med Surg. 2010;12(6).
  9. Pachel C, Neilson J. J Vet Behav. 2010;5.
  10. Robbins MT, et al. J Feline Med Surg. 2019.
  11. 一般社団法人ペットフード協会「令和5年 全国犬猫飼育実態調査」(猫の飼育頭数 約885万頭).
免責事項:本ページは広告です。ニャクアは猫用の給水器であり、病気の診断・治療・予防を目的とした商品ではありません。記事中の体験・レビューは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。気になる症状があるときは、すぐにかかりつけの動物病院にご相談ください。

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